私にとっての正統派大阪うどん

東京に来て早20年、大阪出身の私は東京でのうどんの現状にすっかり慣れてしまいました。

ここ数年うどんがメジャーになって、駅でうどんを頼むと、関西風という呼び名の色の薄いダシが出されるようになって久しいです。

東京で食べるうどんのほとんどは、醤油が薄口になっただけ(正直、あまりおいしいと思ったことがない)か、最近は讃岐うどんなどで使われるいりこ、昆布ダシが前面に出てくることも多く、大阪人の私が小さいころから食べている「うどん」とはまったく別ものです。

<うどんとそばの種類>

東京と大阪の違いでよく話題に出されますが、私にとっての正統派メニューはこんな感じです。

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うどん  (素うどん(すうどん)と呼ばれる。)具は細かく刻んだ青ネギだけ。
そば   素そばとはいわない。

あと、天かす(東京でいうタヌキの具)はテーブルの上においてあって、好みに応じて無料でいれられるサービスもよくあります。

きつね  薄く甘く煮付けたアゲ(おあげさん)がはいっているうどん。
たぬき  薄く甘く煮付けたアゲ(おあげさん)がはいっているそば。

つまり東京で大阪の人がたぬきを頼むと、麺の種類を聞かれて不思議に思い、商品が出てきたら本来無料でつけてもいいくらいの天かすだけが入ってきて、びっくりするということです。

それ以外で補足させて頂くとすれば、こんな感じです。

きざみ  味のついていない、刻んだアゲがはいっています。(かなりあっさりています。)

昆布   おぼろ昆布がはいっています。

肉     大阪で肉といえば、牛肉なので、肉うどんは牛肉がはいっています。

にしん  甘辛く煮付けた身欠きニシンですが、これは普通そばにいれるように思います。

そして、最も重要な麺とダシですが、カツオがばしっと効いていていて、麺は讃岐のようにシコシコしているのではなくて、もっと柔らかく食べやすい感じです。


見た目はこんな感じ。

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きつねうどん 250円、いなり 130円 しめて 380円。

うどん、そばにつけるごはんのオプション定番メニューといえば、かやく(ごはん)です。
この店でも180円で提供されており、いつもだとこれを食べるのですが、前の晩に母親の作ってくれたかやくごはんを食べていたこともあり、今回はやめていました。

味も違いますが、メニュー、金額感とも結構違いますよね。

人によって、おいしいと感じるものはそれぞれですし、小さい頃から食べ慣れているものほどおいしく感じるように思いますし、これが最高であると人に押しつけるつもりはございませんが、「違う」というのだけはご理解頂けるのではないかと思います。

ちなみに、大阪でも全国規模のチェーンが展開されていますので、均一化はされると思います。

ある意味、独特の食文化が徐々になくなるようにも感じられて、寂しいです・・・

久々に食べた私にとっての正統派大阪うどんは、早い、安い、うまいの3拍子がそろったいつもと変わらない庶民派の食べ物でした。

天政
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by mssh64 | 2011-08-21 01:49 | 日々のくらし

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